20151022

クリスチャン ディオール ディオリッシモ EDT・SP 50ml

DIORISSIMO EAU DE TOILETTE SPRAY 50ml


香水史上に残る名香の一つに数えられる、フローラル・フローラルの最高傑作。1956年発売以来、現在でも変わらない人気を保ち続けるこの香水が、ディオール自身の最後のプロデュース作品となりました。故ダイアナ妃が愛用していたことでも有名。小池真理子の小説の題材にもなっています。ちなみにディオリッシモとは、「いかにもディオールらしい」という意味の造語。

永遠のフローラル・フローラルはスズランの香りがベース。そこにボロニア、イランイラン、アマリリスなどが豊かに溶け合い、ラストはジャスミンがふわりと寄り添い、香りに一層の美しさを持たせます。スズランの香りは、今も昔も全て合成香料。これは花からの抽出段階で香りが失われてしまうことによります。シンプルで上品な甘さ、そしてどこかしら懐かしいような柔らかさ。最小限の原料で唯一の香りを紡ぎだした、奇跡的に完成された香水です。

スズランは、幸福と成功のラッキーフラワーとして、ディオールが常に身につけていたといわれています。調香を手掛けたエドモン・ルドニッカも生涯スズランを愛したといわれており、この二人の情熱が込められたからこそ、ディオリッシモは永く語り継がれる香水となり得たと言えるのではないでしょうか。

いい香りというものは色々ありますが、美しい香りとなるとなかなか存在しないもの。ディオリッシモは、その美しい香りの数少ない一つです。控えめなロマンチシズムを感じさせるこの香り、ぜひとも体験していただきたいものです。

20151003

クリスチャン ディオール ディオール オム スポーツ 2012 EDT・SP 50ml

DIOR HOMME SPORT EAU DE TOILETTE SPRAY 50ml


ラフ・シモンズのレディス・ライン、クリス・ヴァン・アッシュのメンズ・ラインと、ともに好評価を勝ち得ている、フランス最高峰のファッション・ハウス「クリスチャン・ディオール」。オート・クチュール・メゾンの頂点として君臨し、時代が既製服(プレタポルテ)に移っていっても、そのステイタス、プレステージ、ネーム・バリューがおとろえることはありませんでした。

こちらはそんなスペシャルなメゾンのフレグランス・ラインから、2012年に発売されたメンズ香水です。オリジナルは2008年に発売されて、世界中にヒットを記録した「ディオール・オム・スポーツ」。今回はそのニュー・アレンジ・エディションとなっております。イヤー・リミテッド品で、かなりのレア・アイテムですので、お求めはお早めに。香りは選び抜かれたマテリアルを小気味よくブレンドした、アロマティック・ウッディーの香調がベース。リッチな情味とスポーティーなマスキュリンを溶け合わせた、見事な一品に仕上げられております。

ジンジャーやシシリアン・シトロンなどが、エキゾチックでシャープなスパイシー・シトラスを香り立たせるトップから、 トスカーナ産イリスなどが、パウダリーでほがらかなフローラル・スウィートを広げるミドルへ。
ラストはヴァージニア産シダーウッドやグリーン・ノートなどが、ゆったりとしたウッディー・スウィートで身体を包み込み、たおやかなセクシー・マスキュリンをアピールしてくれそうです。

調香は、ディオールの専属調香師で、この「ディオール・オム」コレクションや「ミス・ディオール」コレクションなどで有名なマスター・パフューマーのフランソワ・デュマシー。プロデュースはモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンです。オリジナルもジンジャーやシトラスが効いていて、トップは似たようなトーンですが、今回はミドルのイリスが甘い香りを加えて、さらに優しげな印象をかもし出します。ミドル以降はセクシーな香りですので、イブニング・シーンにもマッチすると思います。

ボトルやボックスも、オリジナルに引き続いてエクセレントなたたずまい。ブラック・タイのようなデザインがシックです。